【全ポケ語れる説】No.068 カイリキー
【全ポケ語れる説】No.068 カイリキー
金の玉投げつけるカイリキー
— 太ピ津ピ久 (@myjob_memo) July 29, 2019
キミは【カイリキー】の要素を持つ人材!
どのポケモンに近い人材か診断しよう! https://t.co/MZnUBU6z83 #ポケモン自己分析
ポケモン自己分析で私は【カイリキー】と出ました。
受け身だとか行動より考えるとか選択したのですけどね。
ポケットモンスターサン・ムーンのCMで吉田沙保里が使っていたのが印象深いですね。
『ポケットモンスター サン・ムーン』テレビCM“しれんサポーター篇”(2)
ウー!ハー!(キレてるよ!キレてるよ!)
カイリキーといえば四天王・シバのポケモンとしても有名です。
シバといえば「ウー!ハーッ!」ですよね。
「ウー!ハーッ!」と言えば今年夏、絶賛放送中「ダンベル何キロ持てる」のOP、「お願いマッスル」です。
シルバーマンジムはないけれど、カイリキーのようなマッスルを付けたい……。
そんなあなたにおすすめなのがこのカイリキージム!
マッチョとしてのカイリキー
カイリキーは長らくゴリマッチョとして考えられてきましたが、第5世代になり、まずローブシンというライバルが出現します。
見た目のごつさと対戦での火力・耐久力の高さにカイリキーは及ばず、
またゴリラとしてヒヒダルマが台頭。
HBクレセリアすら高乱数で持っていくゴリドラ(晴れ鉢巻フレドラ)の前ではカイリキーの火力なんぞ猿のシンバル程度ですね。
あと鳴くゴリラとしてニンフィア。
こうしてカイリキーはゴリマッチョ枠を奪われたかのように見えたのですが、純粋な人間的肉体美としてカイリキーはオンリーワンの地位を確立しています。
特にローブシンたちと比べてカイリキーは筋肉のカットが素晴らしい、特に足なんて丸太のようですね。
大腿筋への掛け声って何かあるんでしょうか。
2秒に1000発のパンチの話
ポケモン図鑑いわく4本の腕で2秒に1000発ということは1秒1腕あたり125発なわけですが、これは中々に不思議です。
なぜ2秒で区切っているのか謎。
パンチのことはポケモン界のパンチマシーン、エビワラーを参考にしてみましょう。
パンチのスピードは しんかんせんよりも はやい。(赤・緑・ファイアレッド・Y)
なんにも してない ようでも みえない スピードで パンチを だしまくってるから きを つけろ。(青・リーフグリーン)
と言われています。
「人の目の時間分解能は約50ms~100ms程度」と言われており、もし「みえないスピード」であるとした場合、パンチ1発は50msより速く打ち出されています。
次にエビワラーの腕の長さからパンチの速度を求めていきましょう。
高さを1.4mとすると1マスが0.2mとなります。
腕の長さは2マスで0.4mですね。
0.4mを50msで往復するとすると16m/s つまり 60km/h 。意外と遅い。
ただプロボクサーのパンチスピードが30~50km/hなのでそこはポケモン、この時点でめちゃくちゃ速いですね。
新幹線の速度が遅くとも200km/h となっているので、新幹線の速度以上の速さを出していれば止まって見えますね。
200km/hとなると56m/s 。
0.8mを進むときに必要な時間は14.3ms。1秒で70発となります。
現在の新幹線の最高速度は320km/h、つまり約89m/sです。
この速度でパンチしても1秒で111発。
カイリキーが1秒1本の腕で125発が図鑑上限度なので、カイリキーはエビワラーよりパンチが早いですね。
実際、エビワラーは1000発パンチを達成するには7秒ほど必要です。
この計算をしたときに思ったのですが、パンチ1発あたりの速度がms単位なので1000発打つのにかかる時間が計算しやすくなっています。そのため1000発打つのにかかる時間という単位表記はパンチの速さを示すのに、通常の速度よりも分かりやすいのではと思いました。
ボクシング連盟も採用したらいかがでしょうか。
(参考文献) 人の目の時間分解能:一口メモ(http://mh.rgr.jp/memo/mz0386.htm)
生活に根付いているポケモン
カイリキーはゴーリキーやワンリキーと同じく、人間生活に根付いているポケモンです。
名探偵ピカチュウでは交通整理をしていた姿を思い出す人も多いでしょう。
腕が4本あると交差点の整理も捗りますしね。
ゴーリキーは引っ越しの荷運びをする様子がルビー・サファイアのオープニングで描かれています。
ワンリキーは地均しをする姿がクチバシティで描かれてますね。
ポケモンですら働いているのにお前らときたら……。
バトルのカイリキー
単格闘としては第4世代まではオコリザル、エビワラー、サワムラー、カポエラーやハリテヤマと比較されることが多かったです。
カポエラーとハリテヤマは猫騙しの存在や特性によってダブルバトルで採用を譲る形となりました。ワイドガードや手助けといった補助性能、単純火力は高いんですけれどね。
シングルバトルでは複合タイプのヘラクロス、キノガッサ、ゴウカザルといった構築をゆがめることのないポケモンがライバルであり、単タイプゆえの事情から見送られることも。性能そのものは悪くないんですけどね。
第5世代となると前述したようにローブシンという火力と耐久に優れたポケモンが登場します。
ますます肩身が狭くなる(肩幅は広い)カイリキーですが、同じ時期に出た新ルール・ローテーションバトルでは三大害悪と呼ばれる活躍を見せます。
拘りスカーフで低い素早さを補い、上から特性:ノーガードで必中となった爆裂パンチによって相手を混乱状態に。
混乱状態では当時は50%の確率で自傷するため、相性が不利でも50%の確率で反撃を受けません。
混乱状態はポケモンを引っ込めれば解消されるのですが、場に3体のポケモンを出して戦うローテーションバトルでは、混乱してるポケモンを後衛に回しても混乱は解消しません。
つまり味方の他のポケモンが混乱させられたポケモンと対面した場合でも50%の確率で行動保障が得られるというまさに害悪といわれるにふさわしい性能ですね。
対策は容易で、爆裂パンチの効かないゴーストタイプや、上から弱点の技で落とす、ラムの実やキーの実で混乱を回復するという方法があります。
そもそも50%を引けば動けますしね。
終わりに
先日、剣盾の予約が始まったのにローテーションバトルの話してる。
ワンリキーについて語ったのはこの記事