落ちこぼれ修士(卒)のこぼれ話

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【全ポケ語れる説】No.598 ナットレイ

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【全ポケ語れる説】No.598 ナットレイ

テッシードナットレイと進化したポケモン

草鋼タイプと優秀なタイプを持っている。

dic.pixiv.net

 

ナットレイの優秀さを示す3つの理由

ナットレイが優秀である理由は3つあります

1. タイプが優秀

タイプのナットレイ、弱点は格闘の2つのみであり、対して抵抗は10のタイプにあります。

弱点の少なさと抵抗の多さがナットレイのタイプの優秀さを示していますね。

第4世代、ユキノオー以来、が弱点出でない草タイプは優秀なタイプとして知られていました。

草タイプは環境でメジャーな水タイプや電気タイプに対して後出しができるタイプですが、水タイプが役割破壊で採用しすい氷タイプの技で弱点を突かれるため一概に有利とは言えませんでした。

しかし氷タイプが等倍となると対面が安定するため、役割を果たしやすくなります。

また鋼タイプという点でみると地面タイプが等倍で、草タイプで地面タイプの弱点を突けるので、地面タイプと対面したときでも動ける点が優秀です。

 

2. 種族値が優秀

74-94-131-54-116-20

特攻と素早さを除いた種族値の平均は103.75

例えば、特攻を除いたガブリアス種族値の平均が104なので、ナットレイ600族相当の種族値配分がされているということです。

特に防御と特防に秀でており、どちらが過少であるということもないので、HPに振るだけで物理・特殊両方に対して行動保障を得やすくなっています。

言い換えればタイプ受けが可能な種族値ということです。

攻撃種族値は94と心もとないところがありますが、それを補える技について次は見ていきます。

 

3. 技が優秀

ナットレイの攻撃種族値94と決して高くありません。

しかしそれを補いうる技を覚えます。

まずメインウェポンとして採用されやすいタイプ一致技ですが、草タイプでは威力120のパワーウィップ、威力25だが連続技の種マシンガンを覚えます。

タイプや種族値が優秀なためパワーウィップを振れる回数が多く当てることもそんなに難しくありません。

ナットレイパワーウィップは、攻撃種族値130のキノガッサの種爆弾に匹敵する火力を持ちます。

大正義技威力。

鋼技では低い素早さを活かしたジャイロボールと後述する補助技と相性のいいアイアンヘッドを覚えます。

最遅ナットレイの素早さは22なので相手の素早さが…

88以上ならば威力100以上

105以上ならば威力120以上

132以上ならば最大威力の150

となり、中速を相手にしても十分な火力が得られます。

サブウェポンとして叩き落とす、大爆発また地均しを覚えます。

ナットレイは攻撃技だけでなく補助技にも優れており、宿木の種電磁波ステルスロックを覚えます。

電磁波は第7世代では素早さ低下が1/4から1/2へ弱体化しましたが、ナットレイに電気タイプや地面タイプが後出しされないため交代読みの場面で使用できサイクル戦において相性がよく、宿木の種・ステルスロックもサイクル戦へ強力な補助を遂行できます。

他には重力・アシッドボムといった味方を補助できる技、鈍い・剣の舞といった技も覚えます。

 

十人十色のナットレイ

タイプ・種族値が優秀で多様な技を持つナットレイには色々な型があります

めざナットレイ

ナットレイミラーやハッサムに対して相性がいいナットレイ

ナットレイが増えると出てくる。

特に第5世代シングルオフ会などで見られた。

 

鉢巻ナットレイ

パワーウィップ、ジャイロボールといった高火力な技を覚えるナットレイ

それを活かす拘り鉢巻である。

 

まひるナットレイ

電磁波で麻痺させ、アイアンヘッドで怯ませるナットレイ

食べ残しと相性がいい。

宿木の種と合わせることも。

第7世代で素早さ低下が1/2になったことから姿を消している。

 

ナットレイ

微妙に火力が足りなくなるナットレイ

それを補うナットレイ

あまり場に残り続けられない伝説戦でピンポイント気味に使われる。

 

岩Zナットレイ

第7世代で出たウルガモスリザードンへの殺意を高めたナットレイ

電磁波の弱体化、素早さ1/4が1/2になったことによってウルガモスリザードンの後出しや対面での交代読み読みで転がるをZ技化して放つ。

 

またここに挙げたものだけでなく、ラムの実やオッカの実、半分回復木の実、食べ残し、オボンの実で行動回数を稼ぎつつ、積んだり電磁波や宿木の種を撒くようなこともしてきます。

 

ナットレイの思い出

テッシードは素早さが低かったのであんまりストーリーではナットレイを使う機会もなく、他のトレーナーもナットレイ出してこなかったのでストーリー上での思い出は皆無です。

対戦の場においては同世代で出たブルンゲルと相性がよかったです

そのためナットゲルだったりブルンナットと呼ばれたりしていました。

同様に相性がいい組み合わせとしてシャンデラと組ませる並びが出ました。

またキュウコンの後出し性能を保証するために脱出ナットレイというポケモンが作られました。

第6世代ではバシャーモとサンダーと組んで、バシャナットサンダーという並びが出ました。

この並びは優秀なため第7世代でも愛用する人がいます。

 

ソクノナットレイ

ナットレイを語る上で避けて通れないのがソクノの実を持たせたナットレイソクノナットレイでしょう。

ソクノの実は電気タイプの技で効果は抜群となるときダメージを半分にする木の実です。

電気タイプの技、というところでおかしいなと思った読者のみなさまの感覚は正しいです。

前述したようにナットレイは電気タイプの技は効果が今一つなのでソクノの実は発動しません

しかし、ポケモン対戦ではソクノの実が発動する条件があるのです。

それが水浸し状態

水浸し状態になるとタイプがタイプに固定されます。

そのためナットレイでも電気タイプの技が効果は抜群になります。

とはいえ水浸しはそこまでメジャーな技ではありません(そうか?)。

ローテーションバトルというルールを除いては。

ローテーションバトルではママンコウという、ママンボウライコウを組み合わせ、ママンボウ水浸しで相手のポケモンを水タイプにしてライコウの一貫性を作る構築があります。

水タイプにすることで相手はタイプ一致補正がかからなくなったり、こちらの電気タイプ以外の技も通るようになることがよい点。

とまあ、ここまではママンコウの説明であり、それが流行るために出てきたのがソクノの実を持たせたナットレイです。

とはいえソクノナットレイは個人メタの面が強く、実際にいたかは不明。

ローテのとして知られているポケモンです。

 

終わりに

ソクノナットレイと当たったことないんですけど、さかさルールなら今でも見られるんですかね。

そもそもさかさで鋼は使わないな。